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PCのスペックアップをしてみた：Core i7 3770K・P8Z77-V PRO・メモリ32GBなど

2012-12-25 (火) 0:00
adon | 購入物

Lightroom4にしてから随分ともっさりしてしまったPCのテコ入れをするべく主要パーツを一新してみました。

Lightroom4にしてから随分と動作が重くなってしまい、作業をするにも調整スライダを動かしてからだいぶ遅れて画面に反映されるといった具合になってしまっていました。
別に使えないことはないのですが、せっかく楽しく写真を撮ってきたのに現像作業でゲンナリしてしまうのは精神衛生上とても良くないので、前々から計画はしていたPCパーツのリプレイスを実施しました。
もともと今年中にはと考えていたことなので、ようやく重い腰が上がったといった感じではありますが。

というわけで現在のパーツの値段などを調べてみると、ちょうどアキバ各店でCPU+マザボのセットが値引きになるようなセールが始まっていたので良い機会でした。
ぼくは更新する時だけしかパーツ事情や値段などを調べないので、スペックなど見ると毎回浦島太郎的な気分になってしまいますね。

しかしセールとは言っても、単品価格が通常より上がっていたりして数字遊びみたいなセールだったので、タネを知っているとあまりお得感が無いですけどw
今回はCPU・マザボ・メモリ・グラボの更新だけなので、価格を調べてそこそこ安ければ1店でまとめてしまおうと考えていました。
で、品ぞろえ等々を考えて全部TSUKUMOで購入しました。

レジまで行くと更に細かい値引きがあったようで、すでに個別の値段は闇の中へ消えていった感じでした。

今回の購入物

今回買ったものを記念撮影。
ぼくは安定性重視なのでその時に評価が高く人気のあるものを選ぶようにしています。
売れ筋で固める感じなので情報も多いし楽ですね^^

Core i7 3770KとASUSのP8Z77-V PROはセットでお値引きの品ですが、セールに関係なく買う予定だったのでちょうど良かったです。
ぼくの使用用途でこのCPUの能力の何%を使うのか謎ですが、とりあえず今はこれが一番の売れ筋みたいですね。
前に組んだ時は予算の関係でCore i5しか買えなかったので少し嬉しかったり。

CPUはともかくマザボはいろいろ種類があるので迷うところですが、今使っているマザボが同じASUSのP7P55Dで非常に安定して使って来られたので、今回もASUSにしようと考えていました。
同じP8Z77-Vでも無印・PRO・Deluxeとありますが、まあとりあえず真ん中にしておけば無難であろうとw

メモリはCorsairのものをチョイス。
今回はフルに32GBを積むつもりだったので、少しスペックは低いですが価格が抑えられるものにしました。
8GB×4で32GBです。完全にAdobe対策です。
このメモリはASUSの推奨リストには載って無いのがちょっと引っかかりますが、OCをするわけでもないしDDR3-1600で問題なく動作するので必要十分であると思います。たぶん。
店頭の価格はネット価格より高かったのですが、相談したら合わせてもらえました。
メモリも種類がありすぎるので、いろいろ悩んでいるとメビウスの輪状態になってしまいますね。

実はグラボだけはいつも適当にその場で決めてしまっています^^;
もちろんそれなりに当たりは付けていきますが、店舗によって取扱いがあったりなかったりしますので、必要なポートを持ったものの中からケースへの収納等を考えつつ、10k～15kくらいのものを選びます。
ゲーマーではないのでこれでも勿体無いくらいだと思います。
3Dゲームですと最低660必要みたいですが、ぼくは650あれば十分と思いこれにしました。
マザボと同じASUSということで相性問題の確率も低くなりそうですしね。
週末値引きと会員値引きでお得だったと思います^^

組立の前に各種バックアップ

Cドライブに使用しているSSDは新規パーツ組付けとともにフォーマットしてしまうので、重要なものをバックアップしておきます。
データ自体は別のHDDに格納してありますので不要ですが、一番重要なのがiTunesの設定ファイルです。
以前にSSDを取り替えた時にはCドライブへの管理者権限を放棄した状態でしたのでバックアップが取れず大変な思いをしました。
特にiTunesのライブラリのチェックを全てやり直すのはとても骨が折れました^^;

windows7の場合、iTunes設定のバックアップは
c/ユーザー/任意のユーザー名/マイミュージック/iTunes
のフォルダをバックアップし、クリーンインストール後に丸ごと上書きするだけです。
これでチェックマークや再生回数のデータも元に戻りますが、別のHDDに曲データがある場合はHDD接続時に同じルートに設定してあげなくてはいけません。
ぼくの場合はEドライブに曲データを入れてあるので、HDD接続時に元EドライブのHDDを同じようにEドライブに設定しました。

僕の場合は他は特に重要なものは無く、Liveメールの設定ファイルくらいでした。
Lightroomのカタログは別ドライブなので、再インストール後に読み込んでやれば問題なし。
昔はブラウザのお気に入りとかを移動していたものですが、今はChromeを使っているのでそんな作業も必要無くなりました。
Chrome本当に便利ですよね。

これで組み立てる準備が整いました。

組立作業

まずは以前のパーツを外します。
このシステムを組んだ時は「これであと3年は戦える！」と満足したものですが、あっという間に3年経ってしまいました。
CPUクーラーは気に入っているので新しいシステムに移植です。
水冷とかも興味あるんですが、まあOCしないしこれで十分ですかね。
結構静かなんですよ、これ。

P8Z77-V PROにはWi-Fiモジュールが付いていました。
このPCは有線LAN接続なので、無線はまず使うことが無いので今回取り付けはせず。
余計なものを付けて無用なトラブルに見舞われるのは勘弁なので、使わないものは付けないようにしています。
あとマザボ標準のユーティリティなども起動が遅くなったりするので必要がなければ一切入れません。

新しいマザボに各種パーツを組付けました。
今回のメモリはごっついヒートシンクがついているのでCPUファンとの干渉が心配でしたが、なんとか5mmくらいのクリアランスが取れました。

以前のマザボと違ってSATAコネクタ（右下の青・白・水色のブロック）を横向きに差すようになったので、ケースによっては厳しくなってしまいました。
ぼくのケースはAntecのThree Hundred ABというミドルタワーなのですが、ちょうど3.5インチベイの辺りにSATAコネクタがきてしまうので少しキツかったです。
でもこのケースはすごいお気に入りなので、頑張って付けるしかありません^^;

で、とりあえず仮組みしてOSをインストール。
無事に全てのプロセスが終了して、今回取り付けたパーツ類に初期不良などはありませんでした。ホッ(*´ω｀*)

というわけで、問題が無かったので本組みしてしまいます。

本組みして作業完了

じゃん！
ちょっと作業はやりにくかったけど、自分的には綺麗に纏められた気がします。
データ用のHDDもEドライブだけ個別に認識させてあげて、あとは順番はどうでも良いのでまとめて一気に認識。
ちょっとHDDの数が多いのでアレですが、写真用以外のは1GB無いものばかりなので、いい加減まとめてしまいたいですね。
2TBを1基買えば下の4基をひとつに出来るのですが、やろうと思った時にタイの洪水があって、結局そのまま放置していました。
ほとんどアクセスもしてないし電源に負荷が掛かるだけだから近いうちに何とかしたいですね。

ついでにフロントカバーとかファンとかも大掃除を兼ねて綺麗にしてしまいました。
ケースファンは合計4基付いてますが、GentleTyphoonという静音ファンで統一しているせいかとても静かなのです。
風流も前から後ろへ無理なく流れるように向きや回転数を調整したので、お陰でCPUを含め内部の温度はとても安定します。
空気を吸い込む全面にはフィルターが付いていますのでホコリもそれほど入らないですが、うちはネコがいるので全面パネルに毛がびっしり溜まってしまいます^^;

やっと完成しました^^;
電源そのままで組んだけど、一度外したほうが配線が邪魔にならずに組みやすかったかも。

この後はいろいろなドライバをインストールしつつ、動作の再検証。
問題が無かったので各種ソフトウェアの再インストールをしました。

もう少し色々固まってからWindowsのバックアップをしておかなくては。

あと今回外したパーツと手持ちの在庫で1台組めるので、仕事場（で遊ぶ）用のPCを組もうかと思います。

システム評価

メモリ32GBはシビレますねw
今は安いですが、今後値上っていく傾向になるという噂もあるので、時期的に良かったと思いたいですね。
システム評価は7.3。あくまで目安ですがまあまあです。

1から7.9までのスコアでメモリとHDD(SSD)が7.9ですね。
ビデオが少し低いですが、パーツ代絞ったのでこんなものでしょう。十分です。

で、早速本来の目的であるLightroomがどれだけ高速になっているのか試してみました。

結果はヌルヌル過ぎワロタでした。

スライダを左右に振るとほぼリアルタイムで調整結果が付いてくるといった感じ。
拡大縮小なんてスパッスパッだし、グリッド表示もほとんどもたつきません。
前のシステムでは反映まで一番時間の掛かっていたノイズ除去も一瞬遅れる程度ですぐに結果が見れます。
これは嬉しい！^^

反面、ライブラリモジュールから現像モジュールへの切り替えなどは前と大して変わってないので、これはLightroom側の仕様なのでしょう。

現在の仕様

最後に今現在の環境を。

CPU	INTEL Core i7 3770K BOX
M/B	ASUS P8Z77-V PRO
MEMORY	Corsair CMZ16GX3M2A1600C10 DDR3 PC3-12800 8GB×4 = 32GB
GPU	ASUS GTX650-DC-1GD5
POWER	Antec TRUE POWER NEW 550
CASE	Antec Three Hundred AB
SYSTEM DRIVE	INTEL SSD SSDSC2CW240A3K5
BD DRIVE	Pioneer BDR-206JBK
CPU FAN	COOLER MASTER Hyper212Plus